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新劇界の巨星がまた…
「事務局日誌」と言いながらも、約2年近くも更新してないので、「事務局年誌」と名前を変えないといけないかも…
さて、師走のこの時期になりますと、今年亡くなった有名人特集などが出てきます。
最近では、歌舞伎俳優の中村勘三郎さんの死に大きなショックを受けました…。
一方、私たち演劇鑑賞会を創り、共に日本の演劇を支えてきた新劇人の方々も
また多く失ってしまいました…。
10月には、劇団民藝の大滝秀治さん。
厚木えんかんの例会でも何度か来られているのですが、個人的には、1989年の
第23回例会・劇団民藝公演『天使との20分』のエピソードが忘れられません。
実は、この例会の会報で、ある女優さんの写真と名前を間違えてしまったのです。
(民藝の旅公演では、前半と後半でWキャストとなる場合が多いのです…)
開場間際、劇団の制作者が慌てて飛んできて「大滝さんが、呼んでます!」と
青い顔して言いに来ました。
何事かと、大滝さんの楽屋に伺うと、例の会報の間違いを、顔を真っ赤にして
怒られてしまいました!(その後、女優部屋に伺うと、間違えられた本人や樫山文枝さん
らは、笑って「いいのよ~気にしないで~」と言ってくれましたが…)
この一件で、これまで優しいお爺ちゃんと思っていた大滝さんの印象が180度変わって、
舞台や映像でどんなに優しい役柄でも、こわいお爺ちゃんとしか見えなくなったのでした。
お別れ会の控え室のモニターに映し出された大滝さんの姿を見ながら、この事が
思い出されておもわず目頭が熱くなりました…。来年の『どろんどろん』で、再会できるのを
楽しみにしていたのに…。合掌です。
悲しみに浸る間もなく、第148回例会・エイコーン公演『アンナ・カレーニナ』が12月1日に
あるために、準備に追われていました。11年ぶりに栗原小巻さんの登場という事で、
会員と共に楽しみにしていたのに、例会前日に緊急入院となってしまいました
去年の前進座公演『あなまどい』の例会前に「急性膵炎」で緊急入院した時の痛みと
似ていたので、今回は救急車ではなくマイカーでの入院でした。
あいにく3日の入院ですみ、例会は無事に終わって、さて年末年始の準備を思っていた矢先に、
今度は小沢昭一さんの訃報が届きました。それも50ン歳の誕生日の翌日に…。
小沢さんは、テレビ・ラジオ・映画のイメージが強い方も多いですが、れっきとした新劇俳優で、
日本新劇俳優協会会長でもありました。
厚木では、1987年の第11回例会・しゃぼん玉座公演『唐来参和』(作:井上ひさし)で一度
だけしか公演はありませんでしたが、しゃぼん玉座の制作者のTさんは、ちょくちょく事務所に
遊びにこられて、小沢さんの事はもちろん、井上ひさしさんの裏話などをよく話してくれました。
また、大変な読書家なので、どちらかというと芝居より本の話ばっかりしていました。
小沢さんの死は大変ショックだけれども、長年、小沢さんを支えてきたT氏にお疲れの言葉を
かけたくて、昨日、告別式に参列しました。
煙草を持って微笑む小沢さんの遺影がとっても素敵で、アルコールと煙草を控えなさい!と
医者に言われている身にとっては、これからも安心して煙草が吸えるかなぁと思ってしまいました…。
しかし、新劇人が毎年のように無くなられるのは残念ですが、その精神を受け継ぎ、次の世代へと
私たちが伝えていかねばと、弱った心身に鞭打ちながら頑張らねばとちょっと思いました…。
多分、今年は更新できないと思いますが、皆様よいお年をお迎え下さいませ。
『唐来参和』舞台写真
Ps.
事務所での会議が少しでも楽しくなれば…と、クリスマスの飾りつけをしたのに、誰も何も言ってくれない…
シクラメンは、会員のお花屋「りら」さんが、毎年プレゼントしてくれます。ありがとさんです
さて、師走のこの時期になりますと、今年亡くなった有名人特集などが出てきます。
最近では、歌舞伎俳優の中村勘三郎さんの死に大きなショックを受けました…。
一方、私たち演劇鑑賞会を創り、共に日本の演劇を支えてきた新劇人の方々も
また多く失ってしまいました…。
10月には、劇団民藝の大滝秀治さん。
厚木えんかんの例会でも何度か来られているのですが、個人的には、1989年の
第23回例会・劇団民藝公演『天使との20分』のエピソードが忘れられません。
実は、この例会の会報で、ある女優さんの写真と名前を間違えてしまったのです。
(民藝の旅公演では、前半と後半でWキャストとなる場合が多いのです…)
開場間際、劇団の制作者が慌てて飛んできて「大滝さんが、呼んでます!」と
青い顔して言いに来ました。
何事かと、大滝さんの楽屋に伺うと、例の会報の間違いを、顔を真っ赤にして
怒られてしまいました!(その後、女優部屋に伺うと、間違えられた本人や樫山文枝さん
らは、笑って「いいのよ~気にしないで~」と言ってくれましたが…)
この一件で、これまで優しいお爺ちゃんと思っていた大滝さんの印象が180度変わって、
舞台や映像でどんなに優しい役柄でも、こわいお爺ちゃんとしか見えなくなったのでした。
お別れ会の控え室のモニターに映し出された大滝さんの姿を見ながら、この事が
思い出されておもわず目頭が熱くなりました…。来年の『どろんどろん』で、再会できるのを
楽しみにしていたのに…。合掌です。
悲しみに浸る間もなく、第148回例会・エイコーン公演『アンナ・カレーニナ』が12月1日に
あるために、準備に追われていました。11年ぶりに栗原小巻さんの登場という事で、
会員と共に楽しみにしていたのに、例会前日に緊急入院となってしまいました
去年の前進座公演『あなまどい』の例会前に「急性膵炎」で緊急入院した時の痛みと
似ていたので、今回は救急車ではなくマイカーでの入院でした。
あいにく3日の入院ですみ、例会は無事に終わって、さて年末年始の準備を思っていた矢先に、
今度は小沢昭一さんの訃報が届きました。それも50ン歳の誕生日の翌日に…。
小沢さんは、テレビ・ラジオ・映画のイメージが強い方も多いですが、れっきとした新劇俳優で、
日本新劇俳優協会会長でもありました。
厚木では、1987年の第11回例会・しゃぼん玉座公演『唐来参和』(作:井上ひさし)で一度
だけしか公演はありませんでしたが、しゃぼん玉座の制作者のTさんは、ちょくちょく事務所に
遊びにこられて、小沢さんの事はもちろん、井上ひさしさんの裏話などをよく話してくれました。
また、大変な読書家なので、どちらかというと芝居より本の話ばっかりしていました。
小沢さんの死は大変ショックだけれども、長年、小沢さんを支えてきたT氏にお疲れの言葉を
かけたくて、昨日、告別式に参列しました。
煙草を持って微笑む小沢さんの遺影がとっても素敵で、アルコールと煙草を控えなさい!と
医者に言われている身にとっては、これからも安心して煙草が吸えるかなぁと思ってしまいました…。
しかし、新劇人が毎年のように無くなられるのは残念ですが、その精神を受け継ぎ、次の世代へと
私たちが伝えていかねばと、弱った心身に鞭打ちながら頑張らねばとちょっと思いました…。
多分、今年は更新できないと思いますが、皆様よいお年をお迎え下さいませ。
『唐来参和』舞台写真
Ps.
事務所での会議が少しでも楽しくなれば…と、クリスマスの飾りつけをしたのに、誰も何も言ってくれない…
シクラメンは、会員のお花屋「りら」さんが、毎年プレゼントしてくれます。ありがとさんです
総会が無事終わりました…
去る3月6日(土)3時30分より、厚木パートナーセンター集会室にて
厚木演劇鑑賞会第25回総会が行われました
あいにくの雨の中、約60名の会員が出席しました。
まずは、当初記念公演を行ってもらう予定だった、文学座の加藤武さんが
けがのために来れなくなったことでした。変わりに、『殿様と私』に出演している
寺田路恵さんに来ていただくことになったのですが、その経過説明を劇団の
日下さんにお願いしました。
議長進行のもとに、活動・決算報告や方針・予算提案がすすんでいきます…。
時には、会場からの意見も出されました
さて、総会の議事が無事終わり、休憩をはさんで、いよいよ寺田路恵さんの
講演です。急遽という事なので、事務局長が補佐役?でついてました
が、補佐はほとんど必要なく、寺田さんの女優人生や芝居への向き合い方、
劇団の事、杉村春子さんの事、そして「殿様と私」の事など、身振り手振りをつかい
たっぷりとお話して頂きました…。
本来、加藤武さんの聞き手としてお願いしていた、厚木在住の
紀伊国屋サザンホール初代支配人の柳義男氏が会場にお見えになって
いたので、ひと言お話ししていただきました。
最後に、会員のお店「山のはちみつ屋さん」の、めずらしい「桜のはちみつ」
をプレゼントし無事散会となりました。
最後になりましたが、来賓として、
海老名演鑑、相模原演鑑、茅ヶ崎演鑑の方がお越しになってくれました。
あらためてお礼申し上げます…。
さて、方針も予算も決まったことだし、厳しい状況ではあるけれど頑張れねば
と、決意も新たに運営サークルに取り組んでいます…
厚木演劇鑑賞会第25回総会が行われました
あいにくの雨の中、約60名の会員が出席しました。
まずは、当初記念公演を行ってもらう予定だった、文学座の加藤武さんが
けがのために来れなくなったことでした。変わりに、『殿様と私』に出演している
寺田路恵さんに来ていただくことになったのですが、その経過説明を劇団の
日下さんにお願いしました。
議長進行のもとに、活動・決算報告や方針・予算提案がすすんでいきます…。
時には、会場からの意見も出されました
さて、総会の議事が無事終わり、休憩をはさんで、いよいよ寺田路恵さんの
講演です。急遽という事なので、事務局長が補佐役?でついてました
が、補佐はほとんど必要なく、寺田さんの女優人生や芝居への向き合い方、
劇団の事、杉村春子さんの事、そして「殿様と私」の事など、身振り手振りをつかい
たっぷりとお話して頂きました…。
本来、加藤武さんの聞き手としてお願いしていた、厚木在住の
紀伊国屋サザンホール初代支配人の柳義男氏が会場にお見えになって
いたので、ひと言お話ししていただきました。
最後に、会員のお店「山のはちみつ屋さん」の、めずらしい「桜のはちみつ」
をプレゼントし無事散会となりました。
最後になりましたが、来賓として、
海老名演鑑、相模原演鑑、茅ヶ崎演鑑の方がお越しになってくれました。
あらためてお礼申し上げます…。
さて、方針も予算も決まったことだし、厳しい状況ではあるけれど頑張れねば
と、決意も新たに運営サークルに取り組んでいます…
2010年もよろしくお願いします…
ひっさしぶりに更新します
今年最初の例会、テアトルエコー『エリック&ノーマン』が終わるまで、
本当にバタバタでした
年頭恒例の役員会による、深大寺の初詣&前進座公演の観劇では、
3年続けておみくじは”凶”という、かなり落ち込みのスタートでした
1月には横浜にできた劇団四季の「キャッツ」バスツアーも無事成功させ…
(ホームページに掲載)
いよいよ、2月10日に『エリック&ノーマン』を迎えました。
前回の『静かな落日』で前例会クリアをしているので、今回の運営サークルも
けっこうプレッシャーがありましたが、見事クリアできました
さて、年頭例会では、ロビーにての”お茶席”が恒例となっています。
ちょっと早いけど、お雛様も飾りつけたロビーはちょっと華やかでした。
開場する前には、役者さんやスタッフの方々もロビーに来られて
お抹茶を楽しんで頂きました。熊倉さんも気さくに写真撮影に応えてくれました…。
客席は、抱腹絶倒の笑いで包まれていました
今回のプレゼントは、お雛様とお内裏様のチョコレートと、わざわざ鎌倉の
銭洗い弁天まで出かけて洗ってきた、5円玉入りの大入り袋の詰め合わせを
可愛い箱に入れてお渡ししました
できるだけ、頑張って更新しますので、
今年もよろしくお願いします
今年最初の例会、テアトルエコー『エリック&ノーマン』が終わるまで、
本当にバタバタでした
年頭恒例の役員会による、深大寺の初詣&前進座公演の観劇では、
3年続けておみくじは”凶”という、かなり落ち込みのスタートでした
1月には横浜にできた劇団四季の「キャッツ」バスツアーも無事成功させ…
(ホームページに掲載)
いよいよ、2月10日に『エリック&ノーマン』を迎えました。
前回の『静かな落日』で前例会クリアをしているので、今回の運営サークルも
けっこうプレッシャーがありましたが、見事クリアできました
さて、年頭例会では、ロビーにての”お茶席”が恒例となっています。
ちょっと早いけど、お雛様も飾りつけたロビーはちょっと華やかでした。
開場する前には、役者さんやスタッフの方々もロビーに来られて
お抹茶を楽しんで頂きました。熊倉さんも気さくに写真撮影に応えてくれました…。
客席は、抱腹絶倒の笑いで包まれていました
今回のプレゼントは、お雛様とお内裏様のチョコレートと、わざわざ鎌倉の
銭洗い弁天まで出かけて洗ってきた、5円玉入りの大入り袋の詰め合わせを
可愛い箱に入れてお渡ししました
できるだけ、頑張って更新しますので、
今年もよろしくお願いします
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