3月の読書… [本]
3月は、総会の準備やらなんやらであまり本が読めませんでした
●まずは、『望み何と訊かれたら』(著/小池真理子)
今、映画『実録・連合赤軍』に団塊の世代が押し寄せているようですが、
そんな事はつゆ知らず、
久々に小池さんの甘美な恋愛小説でも読みたいなぁと手に取りました。
が、読み進めると意外や意外。
確かに恋愛小説ではあるのだが、主人公である地方出身の女子大生が
武装闘争を標榜する過激派セクト(架空の)に入り、脱走して一人の男に匿われて…
というような内容なのだが、当時の学生運動についての描写が
とても判り易かった。恋愛描写は、これもありかなって感じです。
最後に出てくる「鎌倉湖」、若かりし頃、昼はデートに、夜は肝試しに
よく行ってたな~(^^:;
●つぎは、『流星の絆』(著/東野圭吾)
只今、本屋さんで山のように平積みされているので、内容には触れません(^^:;
ただ、読み終わって思ったのは、ぜひ映像化されたものを見て見たい!
この3兄妹をはじめ、登場人物のキャラが立っているので、読みながらも
あの役者が演じたらなぁ~と想像しながら読んでました。
●まずは、『望み何と訊かれたら』(著/小池真理子)
今、映画『実録・連合赤軍』に団塊の世代が押し寄せているようですが、
そんな事はつゆ知らず、
久々に小池さんの甘美な恋愛小説でも読みたいなぁと手に取りました。
が、読み進めると意外や意外。
確かに恋愛小説ではあるのだが、主人公である地方出身の女子大生が
武装闘争を標榜する過激派セクト(架空の)に入り、脱走して一人の男に匿われて…
というような内容なのだが、当時の学生運動についての描写が
とても判り易かった。恋愛描写は、これもありかなって感じです。
最後に出てくる「鎌倉湖」、若かりし頃、昼はデートに、夜は肝試しに
よく行ってたな~(^^:;
●つぎは、『流星の絆』(著/東野圭吾)
只今、本屋さんで山のように平積みされているので、内容には触れません(^^:;
ただ、読み終わって思ったのは、ぜひ映像化されたものを見て見たい!
この3兄妹をはじめ、登場人物のキャラが立っているので、読みながらも
あの役者が演じたらなぁ~と想像しながら読んでました。
2月の読書… [本]
2月の読書です…。
●まずは、『ダイイング・アイ』(著/東野圭吾)
題名どおり「死者の目」が、最後の鍵となるのですが、
いつもながら引き込まれましたネ…。
●つぎに、『禁断のパンダ』(著/拓未 司)
2008年「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品です。
まず、題名からは内容は想像できません。
最初は、美味しいものが食べたくなります。
が、最後はネタバレの感があります。ので、食欲も減退します…(^^:;
けれど、とっても面白かった! 現時点でトップ10入り!?
●つぎは、『羊の目』(著/伊集院 静)
伊集院さんの小説読むのって、久々な気がします。
そして、やはり期待は裏切らないです。
お得意?の、闇社会(ヤクザ)が舞台ですが、人間の描かれ方の深さ、
また、凛とした文体、贔屓目なのかもしれませんが、心に響く小説でした。
●さいごは、『乳と卵』(著/川上未映子)
第138回芥川賞受賞作品です。
まずは、のっけから話し言葉で書かれる文体に馴染めない。
そして、半径1メートルの世界をブログ風に書かれても、
「はいそれでどうしたの?」って感じでした。
直木賞に続き、芥川賞も感性イロイロですから…(^^:;
●まずは、『ダイイング・アイ』(著/東野圭吾)
題名どおり「死者の目」が、最後の鍵となるのですが、
いつもながら引き込まれましたネ…。
●つぎに、『禁断のパンダ』(著/拓未 司)
2008年「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品です。
まず、題名からは内容は想像できません。
最初は、美味しいものが食べたくなります。
が、最後はネタバレの感があります。ので、食欲も減退します…(^^:;
けれど、とっても面白かった! 現時点でトップ10入り!?
●つぎは、『羊の目』(著/伊集院 静)
伊集院さんの小説読むのって、久々な気がします。
そして、やはり期待は裏切らないです。
お得意?の、闇社会(ヤクザ)が舞台ですが、人間の描かれ方の深さ、
また、凛とした文体、贔屓目なのかもしれませんが、心に響く小説でした。
●さいごは、『乳と卵』(著/川上未映子)
第138回芥川賞受賞作品です。
まずは、のっけから話し言葉で書かれる文体に馴染めない。
そして、半径1メートルの世界をブログ風に書かれても、
「はいそれでどうしたの?」って感じでした。
直木賞に続き、芥川賞も感性イロイロですから…(^^:;
1月の読書… [本]
1月は、なんかバタバタしていてあまり本が読めなかった気がします。
最近は、年のせいか朝目覚めるのが早いので、
部屋が暖まる小一時間にベッドの中で本を読んでます…(^^:;
●今年最初の読了本は、『中原の虹(全4巻)』(著/浅田次郎)です。
第1巻が2006年に出てすぐ購入したのですが、しばらくほっといていたのですが
昨年暮れに、第3巻第4巻が相次いで出版されたので、慌てて読み始めました。
物語は、馬賊の長である張作霖が満州の長となり、やがては中国最後の王朝
である清の崩壊までが描かれる壮大な中国歴史小説です。
張作霖や西太后といった、歴史上の有名人のキャラが、浅田次郎独特の視点で
描かれているのが興味深かく面白かったです。
また、冷酷ではあるが情け深い主人公の張が、
民衆が、「没法子(メイファーヅ)」(=どうしようもない)と口にすることを嫌い、
ただ一点、「没法子」と口にしない世の中を作りたい!と行動する姿に、
そのプロセスは別として、深く共感しました。
●続いては、『摂氏零度の少女』(著/新堂冬樹)です。
新堂冬樹という事で、思わず買ってしまいましたが…
う~ん。昨今の尊属殺人にいたる少年少女の内面が描かれているのだが、
やはり彼ら彼女らの心理は理解しがたいものがあるな~。
●最後は、『私の男』(著/桜庭一樹)です。
言わずと知れた、第138回直木賞受賞作品です。
父と娘の隠された秘密。その秘密を守るために堕ちていく二人…。
これが直木賞なんでしょうね^^。いいんじゃないんですか、感性イロイロだし。
最近は、年のせいか朝目覚めるのが早いので、
部屋が暖まる小一時間にベッドの中で本を読んでます…(^^:;
●今年最初の読了本は、『中原の虹(全4巻)』(著/浅田次郎)です。
第1巻が2006年に出てすぐ購入したのですが、しばらくほっといていたのですが
昨年暮れに、第3巻第4巻が相次いで出版されたので、慌てて読み始めました。
物語は、馬賊の長である張作霖が満州の長となり、やがては中国最後の王朝
である清の崩壊までが描かれる壮大な中国歴史小説です。
張作霖や西太后といった、歴史上の有名人のキャラが、浅田次郎独特の視点で
描かれているのが興味深かく面白かったです。
また、冷酷ではあるが情け深い主人公の張が、
民衆が、「没法子(メイファーヅ)」(=どうしようもない)と口にすることを嫌い、
ただ一点、「没法子」と口にしない世の中を作りたい!と行動する姿に、
そのプロセスは別として、深く共感しました。
- 作者: 浅田 次郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/16
- メディア: 単行本
- 作者: 浅田 次郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 単行本