1月の読書… [本]
1月は、なんかバタバタしていてあまり本が読めなかった気がします。
最近は、年のせいか朝目覚めるのが早いので、
部屋が暖まる小一時間にベッドの中で本を読んでます…(^^:;
●今年最初の読了本は、『中原の虹(全4巻)』(著/浅田次郎)です。
第1巻が2006年に出てすぐ購入したのですが、しばらくほっといていたのですが
昨年暮れに、第3巻第4巻が相次いで出版されたので、慌てて読み始めました。
物語は、馬賊の長である張作霖が満州の長となり、やがては中国最後の王朝
である清の崩壊までが描かれる壮大な中国歴史小説です。
張作霖や西太后といった、歴史上の有名人のキャラが、浅田次郎独特の視点で
描かれているのが興味深かく面白かったです。
また、冷酷ではあるが情け深い主人公の張が、
民衆が、「没法子(メイファーヅ)」(=どうしようもない)と口にすることを嫌い、
ただ一点、「没法子」と口にしない世の中を作りたい!と行動する姿に、
そのプロセスは別として、深く共感しました。
●続いては、『摂氏零度の少女』(著/新堂冬樹)です。
新堂冬樹という事で、思わず買ってしまいましたが…
う~ん。昨今の尊属殺人にいたる少年少女の内面が描かれているのだが、
やはり彼ら彼女らの心理は理解しがたいものがあるな~。
●最後は、『私の男』(著/桜庭一樹)です。
言わずと知れた、第138回直木賞受賞作品です。
父と娘の隠された秘密。その秘密を守るために堕ちていく二人…。
これが直木賞なんでしょうね^^。いいんじゃないんですか、感性イロイロだし。
最近は、年のせいか朝目覚めるのが早いので、
部屋が暖まる小一時間にベッドの中で本を読んでます…(^^:;
●今年最初の読了本は、『中原の虹(全4巻)』(著/浅田次郎)です。
第1巻が2006年に出てすぐ購入したのですが、しばらくほっといていたのですが
昨年暮れに、第3巻第4巻が相次いで出版されたので、慌てて読み始めました。
物語は、馬賊の長である張作霖が満州の長となり、やがては中国最後の王朝
である清の崩壊までが描かれる壮大な中国歴史小説です。
張作霖や西太后といった、歴史上の有名人のキャラが、浅田次郎独特の視点で
描かれているのが興味深かく面白かったです。
また、冷酷ではあるが情け深い主人公の張が、
民衆が、「没法子(メイファーヅ)」(=どうしようもない)と口にすることを嫌い、
ただ一点、「没法子」と口にしない世の中を作りたい!と行動する姿に、
そのプロセスは別として、深く共感しました。
- 作者: 浅田 次郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/16
- メディア: 単行本
- 作者: 浅田 次郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 単行本
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